ガラスコーティングの種類

ガラス系コーティングとガラスコーティングの違い

まず、ガラス系コーティングとガラスコーティングは何が違うのでしょうか? 樹脂系にガラス繊維が入ったものを一般的にガラス系コーティングと呼びます。 完全に硬化できない物がほとんどで、柔らかいコーティングのため、キズからの保護としてはあまり意味がありません。 ガラスコーティングに比べて安価に簡単に施工できますが、長期間の持続に欠けるのと定期的なメンテナンスが必要です。 それに比べ完全硬化型のガラスコーティングはコーティング剤そのものが固まります。 一度施工するとコンパウンドで削らない限り半永久的に落ちることはありません。 長期間の時間経過にも耐える耐久性と水はけのよさがあり、また小傷も目立ちにくくなります。 ですが施工に時間がかかるのと、施工費はかなり高価になります。

有機系と無機系

ガラスコーティングは有機系と無機系に分かれます。 完全硬化型のガラスコーティングは無機系になりますので、紫外線や酸性雨による劣化がほとんどありません。 また、親水性のため、油成分の汚れをすべてはじくので、ちょっとした雨が降れば、表面の油汚れやほこりはすべて流れ落ちるてくれます。 ガラス系コーティングとよばれるポリマーなどを含んだコーティングは有機物が含まれていることで、紫外線や酸性雨によって劣化してしまいます。 そのため、定期的なメンテナンスが必要になってきます。

ガラスコーティング剤の見分け方

コーティング剤の見分けで悩む男性 市販されているものの中には、ガラス成分が1%でも含まれていたらガラスコーティングとうたっているものもあります。 そこで100%ガラスコーティング剤かどうかを見分けるには、商品がガラス容器か、プラスチック容器かで簡単に見分けることが出来ます。 なぜなら無機溶剤を容器に密閉するには、ガラス容器しか不可能だからです。 プラスチック容器だと空気が入り、ガラス成分が固まってしまう為、プラスチック容器を使用している製品は、本物の100%ガラスコーティング剤ではありません。

ガラスコーティング剤の選び方

ガラスコーティング剤は効果が高く、価格もできれば手ごろなものを選びたいものですよね。 市販ではあまり販売されておらず、主にネットや業者からの購入になります。 しかしたくさんあるガラスコーティング剤の中から何を基準に選べばよいのでしょうか? 選ぶポイントは3つあります。輝き、水弾き、持続力です。 安い商品では本当に価値があるガラスコーティング剤なのかを見極める必要があります。 1度施工するとなかなか取れないコーティング剤なので、品質がしっかりしたものを選ばなければ後で後悔をしてしまうことになります。